サピエンステクノロジー・ジャパン株式会社 本社
会社名 | サピエンステクノロジー・ジャパン株式会社 |
本社所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5 クインズタワーC17F |
代表者 | 代表取締役 池﨑 真 |
設立 | 1980年8月 |
資本金 | 100百万円 |
従業員数 | 40名 |
業務内容 | ・ローコード開発ツール「Sapiens eMerge」製品の国内総販売代理店
・上記製品の教育、環境構築、アプリケーション開発・支援、運用、コンサルティング、保守サポート、Q&Aサポート、日本語化作業 ・青果市場業向けソリューション「VF emerge」の販売、開発・保守、運用、支援 ・業務アプリケーション開発・保守サービス全般 |
Webサイト | https://www.sapiens.co.jp/ |
サピエンステクノロジー・ジャパン株式会社が、クラウド型サービスとして開発した青果卸売市場向け販売管理システム「VF emerge(ブイエフ イーマージ)」のクラウド基盤として、鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」を導入しました。
採用サービス
- 「S-Port Cloud Vシリーズ(IaaS)」
目次
サピエンステクノロジー・ジャパン株式会社は、イスラエル製のローコード開発ツール「Sapiens eMerge(サピエンス イーマージ)」の国内総販売代理店であり、システム内製化の技術支援や業務システムの開発、サポートなどお客様に寄り添ったサービスを提供しています。クラウド型サービスとして開発した、青果卸売市場向け販売管理システム「VF emerge(ブイエフ イーマージ)」のクラウド基盤として、鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」を導入しました。
「VF emerge」の契約数が伸びているなかで、改めて「S-Port Cloud Vシリーズ」を採用した経緯など、サピエンステクノロジー・ジャパン株式会社 執行役員 営業部 部長 平澤 弘行様にお話を伺いました。
Q1.事業内容についてお聞かせください。
A1.
イスラエルのワイツマン科学研究所で開発されたローコード開発ツール「Sapiens eMerge」を、汎用機やビジネスアプリケーションサーバIBMi(AS/400)、オープン系サーバ向けに提供しています。もともとは、システム内製化の開発支援からスタートして、現在では技術支援だけでなく、お客様の依頼を受けて業務システムの開発・サポートも行っています。
2020年からは、「Sapiens eMerge」で開発した青果卸売市場向け販売管理システム「VF emerge」を、全国の青果卸売市場に展開しています。
Q2.クラウドサービスの導入を検討した背景について教えてください。
A2.
基幹系パッケージ開発や、青果卸売市場へのサービス提供は、弊社として初の試みでした。
弊社のエンドユーザーに卸売市場業界の企業があり、青果卸売市場の業務に触れる機会があったので、卸売市場向けソリューションの開発を目指しました。
卸売市場業界では、ハードウェアの入れ替え時期にシステムを更新する企業が非常に多く、ハードウェアとのセット売りというイメージが強くありました。
お客様から「ハードウェアのリソース管理などに業務負荷を感じている」というご意見を伺い、「PCさえあれば業務ができる」「クラウドサービスでハードウェアのリソース管理から解放される」をキャッチコピーに開発、販売を開始しました。
クラウドサービスの選定については、AWSやAzureといったメガクラウドも検討しましたが、運用に弊社社員のリソースが必要となるため、販売拡大に向かないと判断し、データセンターを運用するクラウドサービス事業者を中心に選定を開始しました。
Q3. 鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」を採用した理由を教えてください。
A3.
「VF emerge」のファーストユーザーは遠方にある企業でした。また、担当者がシステムに詳しい方で、弊社の営業担当者や技術者では回答が難しい事項が多く、企画・提案段階から課題を抱えながらのビジネススタートでした。
鈴与シンワートの営業担当者へ相談したところ、遠方にもかかわらず複数回にわたり同行いただき、お客様の安心感を得ることができました。
数社のクラウドサービス提供事業者を比較検討した結果、価格面、拡張性、支援体制や営業担当者の親身な対応を含め、最も高評価であった鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」の採用を決定しました。
Q4.鈴与シンワートの「S-Port Cloud Vシリーズ」の導入効果をお聞かせください。
A4.
「VF emerge」を導入する青果卸売市場の増加に伴い、安定した品質でサービス提供ができるように、データベース、ストレージ、ITインフラの構成などを検討する必要がありました。弊社が提示する構成案について親身になって相談にのっていただけるので、適宜ITインフラ構成の調整が図れています。
Q5.鈴与シンワートの評価を教えてください。
A5.
何よりも「VF emerge」を導入したお客様への対応がスピーディーです。また、鈴与シンワートの営業部門と技術部門の連携が迅速かつ良好で、弊社の課題解決に対しても親身になって相談にのっていただけるので非常に助かっています。
例えば、導入の最終段階で、お客様のネットワークベンダーが用意したネットワーク機器が、システム要件の一つであるIPsecに非対応であることを指摘していただくなど、細部に渡り気遣いいただき、無事何事もなく導入することができました。
営業担当者も技術者も前向きに取り組み、お客様ファーストが徹底されていると感じています。
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