オートスケーリングとは

オートスケーリングとは、負荷に応じてサーバの台数やスペックを自動調整する機能のことです。
システムのパフォーマンスを維持しながら無駄なリソース消費を防ぐことができます。

オートスケーリングのメリット

オートスケーリングのメリットは以下の3点です。

・パフォーマンスの最適化
・コスト削減
・安定した稼働の実現

それぞれのメリットについて解説します。

パフォーマンスの最適化

オートスケーリングでは、サーバのリソース不足を自動検知し、必要なときにリソースを追加できます。
アクセス急増に合わせてサーバを自動で増やすことができるため、システムのパフォーマンス低下を防止します。

コスト削減

オートスケーリングは、負荷が高い時にはリソースを増やし、負荷が低くなるとリソースを減らすため、コスト効率がよいところがメリットです。
オンプレミスではピーク時に備えて常にリソースを確保しておく必要があり、普段使わないリソースに対しても維持費がかかることが課題です。
必要なときだけリソースを増やし、不要なときはリソースを減らせるため、無駄なコストを削減することができます。

安定した稼働の実現

システムの負荷が予想以上に増えた際も自動でリソースを増やすことができます。
これにより、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。

安定した稼働を実現することで、サービス提供者としての信頼性が向上し、顧客満足度の向上にもつながります。