CRAC(Computer Room Air Conditioning)とは、サーバやネットワーク機器などが設置された環境において、温度・湿度・空気の質を厳密に管理するための空調システムのことを指します。IT機器の安定稼働を主な目的としており、発生した熱を効率的に屋外へ排出して、熱によるダウンタイムのリスクを防止します。
CRACでできること
CRACで、主に以下の3つのことができます。
・温度を制御すること
・湿度を制御すること
・空気を循環させてIT機器を清潔に保つこと
それぞれについて解説します。
温度を制御すること
サーバやネットワーク機器が発する大量の熱を効率的に除去し、最適な温度を維持します。これにより、機器の過熱や性能低下を防ぐことが可能です。
湿度を制御すること
湿度が高すぎると結露や金属部品の腐食が発生し、低すぎると静電気による故障リスクが高まります。これらのリスクを防ぐために、CRACでは適切な湿度を維持し、IT機器の安定稼働を実現します。
空気を循環させてIT機器を清潔に保つこと
CRACは、IT機器のエアフロー(空気の流れ)を最適化し、室内のほこりや微粒子を除去します。これにより、機器内部を清潔に保ち、冷却効率を高めることが可能です。
