マネージドサービスとはサーバやストレージ、ネットワーク機器などのITサービスの提供に必要な機器やソフトウェアの運用や管理などを請け負うサービスです。企業のシステム運用や管理を請け負う事業者をMSP(Managed Service Provider)と呼びます。
また、サービスによっては機器の構築や移行、セキュリティ対応、障害対応などを提供しています。なお、MSPが提供している運用や管理サービスは事業者によってカバーしている範囲が異なるため確認が必要です。
マネージドサービスのメリットは以下の3つが考えられます。
1つめは情報システム部門の担当者が本来の業務に専念できることです。日々のシステム運用作業をMSPが請け負ってくれるため、MSP利用者はこれらの作業から解放され、アプリケーションの開発や保守作業などに専念できます。
2つめはコストを平準化できることです。自社で運用作業を行う場合、突発的な障害が発生すると、その分コストが発生します。MSPを利用することで一定の金額で運用可能となるため、予算計画も立てやすくなります。
3つめは運用・管理専門のエンジニアが対応することです。エラーメッセージの確認や障害復旧などには専門知識が必要です。また、これらの対応には経験も必要です。MSPを利用することで運用・管理に知見のあるエンジニアに安心して任せることができます。
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