プラットフォームとは、システムやWebサービスを運用するための土台や基盤のことを指します。
IT業界における代表的なプラットフォームは、以下の3つです。
・オンラインプラットフォーム
・ソフトウェアプラットフォーム
・コンテンツ配信型プラットフォーム
オンラインプラットフォーム
オンラインプラットフォームとは、インターネットを介して様々なサービスを利用できる環境のことです。
代表的なオンラインプラットフォームは以下のとおりです。
・Google
・Yahoo!
・Facebook
・Instagram
・X(旧Twitter)
・YouTube
・Amazon
・楽天
ユーザーは、ユーザー同士のコミュニケーションや情報共有、エンターテイメント、ショッピングなど、様々な活動を楽しめます。
オンラインプラットフォームでサービスを提供している事業者は、有料プランの収益や、プラットフォーム内の広告などで利益を得るのが一般的です。
ソフトウェアプラットフォーム
ソフトウェアプラットフォームとは、ソフトウェアを利用するために必要なOS(Operating System)のことを指します。
代表的なOSは以下のとおりです。
・Windows
・macOS
・Android
・iOS
WordやExcel、PowerPointなどのアプリケーションソフトウェアを動かすためには、土台となるOSが不可欠です。
従来のアプリケーションの大半は、特定のOSでしか動作しませんでしたが、近年では同じアプリケーションを複数のOSで使用できます。
複数の異なるOSやデバイスでアプリケーションやWebサービスを利用できるプラットフォームのことを「クロスプラットフォーム」、または「マルチプラットフォーム」と呼びます。
昨今は複数OSに対応できるアプリケーションやWebサービスが増加しています
コンテンツ配信型プラットフォーム
コンテンツ配信型プラットフォームとは、名前のとおりコンテンツ配信を目的としたプラットフォームのことです。
代表的なコンテンツ配信型プラットフォームは、以下のとおりです。
・Google Play
・App Store
・Netflix
・Hulu
・U-NEXT
・Spotify
・Google Play Music
・iTunes Store
コンテンツ配信型プラットフォームは、ビデオや音楽、ゲームなどのサービスを効率的に配信できるように設計されています。
コンテンツ配信を最適化し、遅延やダウンロード時間を最小限に抑えることを目的とした技術が「CDN(Contents Delivery Network=コンテンツデリバリーネットワーク)」です。
CDNとは、大容量のデジタルコンテンツをインターネット上で効率的に配信するネットワークのことを指します。