ホスティングサービスとは? 第03回 22年10月 / 最終更新:2022.11.16
目次
ハウジングサービスに似たものにホスティングサービスというものがあります。
ホスティングサービスはどういうサービスかご存知でしょうか?
ホスティングサービスはどういった企業が対象になるのでしょうか?
ホスティングサービスの内容を調べてみましょう。
ホスティングサービスって何?
ホスティングサービスとは、主にデータセンター事業者が所有しているサーバを、インターネットを通じて貸し出すサービスのことを指します。
日本ではレンタルサーバという名称で呼ばれることもあるサービスで、一般にはWebやメールなどの情報をやり取りするために使われるケースが多いです。
サーバの貸し出し方式には、一つのサーバを一人に貸し出す専用サーバ、複数の人との共有で使用する共有サーバがあります。
ホスティングサービスを利用することによって、自分でサーバを用意することを必要とせず、低コストでサーバを運用できるというメリットがあります。
また、サーバ管理については、データセンター事業者が行うので、自分で手間をかける必要がないというメリットもあります。
ホスティングのサービス内容って何?
ホスティングサービスの内容は、主にデータセンター事業者が管理しているサーバを貸し出すことによって、Webやメールの管理を行うというサービスのことを指します。
自分でサーバを持つ必要がなく、一定の金額を払うだけでWeb管理などが行えるので、比較的低コストでサーバ運営ができます。
また、サーバの管理は24時間365日、運営会社で行っているので、高品質かつ安全なWeb運営を実現することが可能です。
空調管理や物理的なメンテナンスなど、サーバの管理はプロがしっかりと行うので、データが安全に管理できます。
電話などのサポートも充実しており、サーバ関連で分からないことなどをカスタマーセンターに問い合わせると対応してくれます。自分で行うのが難しいサーバの管理を、低コスト、高品質で提供してくれるのです。
ホスティングサービスの種類とそれぞれの特徴とは?
ホスティングサービスには複数の種類があります。よく使われているのは複数の人と共有で使う共有サーバです。コスト面に優れていますが、カスタイマイズの自由度が低く、通信環境によって処理が遅くなります。
カスタイマイズの自由度が高いのは専用サーバです。一企業が一つのサーバを専用で利用できる形態なので、より使いやすくカスタマイズし、利用できます。
共有サーバに似ていますが、VPS(仮想専用サーバ)というものがあります。一見すると共有しているように見えますが、仮想上は一人に一つのサーバが与えられているという形態です。共有でありながらも、カスタマイズがしやすいという特長があります。
あと一つはクラウドサーバという形態です。高い拡張性があるとともにVPSのよい面を引き継いでいます。
ホスティングサービスの仕組みとは?
ホスティングサービスの仕組みとしては、データセンター事業者が所有しているサーバを、個人がレンタルするという形態です。事業者と利用者との間で契約を交わすことで、使用できるようになります。
レンタルサーバで、HPやWebサイトの開設、メールの管理、独自ドメインの取得や大容量のバックボーンといった各種サービスが利用できます。
鈴与シンワートでは、弊社のデータセンターサービス(S-Portサービス)をご利用いただいているお客様向けに、「監視・マネージドサービス」を行っています。
お客様のサーバやネットワークなどの状態を24時間監視するため、万一の障害時にも迅速な対応により、お客様の事業継続を支援します。
監視サービスの一例
<電源監視>
アラート通知
ご契約ラックの電源について回路ごとの使用電流量を監視し、お客様の閾値を超えた場合、アラートメールを送信してお知らせするサービスです。
Web閲覧
ご契約ラックの電源について、回路ごとの使用電流量の監視情報をWebで閲覧したり、CSVファイルでダウンロードできるサービスです。
<プロセス/ポート監視>
お客様サーバの起動プロセス数またはポートを定期的(5分間隔)に確認し、事前に定められた起動数を超えた場合、お客様に通知するサービスです。
マネージドサービスの一例
リモートハンド
お客様のご依頼によりお客様に代わって以下作業を実施します。
①機器電源スイッチのOFF/ON
②機器ランプ状態の目視確認
③ラック内の配線状態の確認
※リモートハンドサービスについてのコラムはこちらからご覧ください。
障害時対応オペレーション
お客様より事前に提示があった手順書に基づき、現場での障害対応の代行作業を行います。
ホスティングサービスについて
ホスティングサービスとは、データセンター事業者所有のサーバを、インターネットを介して貸し出すサービスです。いくつかあるサービスのうち、共有サーバは複数人で使うためコスト面では優れていますが、自由にカスタマイズしたい場合には不向きです。専用サーバはサーバを独占して使用でき、自由にカスタマイズできる代わりにコストは高くなります。
レンタルサーバで、HPやWebサイトの開設、メールの管理、独自ドメインの取得や大容量のバックボーンといった各種サービスが利用できます。
これからはインターネットなしでは生きていけません。サーバーについてお悩みの企業があれば、是非ホスティングサービスの利用を検討してみて下さい。
鈴与シンワートが提供する「監視・マネージドサービス、セキュリティ対策サービス」についての詳細はこちらからご覧ください。
お問い合わせはこちら
https://www2.shinwart.co.jp/l/907272/2022-01-17/3nzm9
サービス・ソリューション