「だからKUSANAGIが必要なんだと言わせたい」~コストダウン編~ 第09回 17年09月 / 最終更新:2017.09.13

いらっしゃいませこんにちは!
超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」エバンジェリストの岡田あすみです。

前回の「セキュリティ編」の最後にお伝えしたように、8月はフリーでタレント活動初めて初の撮影会を行いました。カメラマンさんの照明の技術が素晴らしくて、すごい盛ることができました。うん、大変(自己)満足です(笑)

夏ももうすぐおしまいですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
弊社では近頃、お付き合い頂いているエンタープライズ系企業様から「サイト運用においてコストダウンができた」というお喜びの声をよく頂くようになりました。
これまで「KUSANAGI」の性能である、「速度」や「セキュリティ」面についてお伝えしてきましたが、それらがもたらす複合的な効果として、「コストダウン」がメリットとして見込まれるのです。
今回は、そんな「WordPress」と「KUSANAGI」を使用して、Webサイトの運用にかかる費用を「コストダウン」することについてのお話しです。

Webのご担当者様が懸念される、運用面でのコストがかかる点は大きく分けて以下の三点ではないでしょうか。
懸念点① サイト立ち上げの際にかかる導入コスト
懸念点② 月々かかる月額保守のコスト
懸念点③ コンテンツの更新にかける時間(人件費)

今回は、これらのウェブサイトの運用に関して、コストダウンしたい人を対象に、「WordPress+KUSANAGI」の実際の活用効果についてお伝えしていきます。

「WordPress+KUSANAGI」で解決その①!「サイト立ち上げの際にかかる導入コスト」

皆さまは、Webサイトを立ち上げる際どこにお金をかけますか?

筆者は「CMS」、「デザイン」、「内製にあたる人材リソースの強化」、「マーケティング施策」などが思い当たります。WordPressは無料のオープンソースソフトウェアですので、導入コストはサーバー代金くらいしかかかりません。VPSでもクラウドでも、最近は月額800円~5000円以内で安定のクラウド環境を構築できるところが多い印象です。
最近では海外のオシャレなテーマを利用すればデザイン重視のサイトでも、簡単に素敵なデザインにすることができます。(以下は管理画面から検索した際の、海外テーマの一覧です。)

さらに、WordPressはHTMLを自分で編集することもできるので、検索されやすいキーワードにHTMLを加筆していくことも可能です!(以下は画像データの詳細を記入する画面です。)

画像データにおいて、「タイトルタグ」の欄には「title属性」に情報が入り、「代替テキスト」の欄には「alt属性」にデータが入ります。HTMLタグを正しく記載することは、検索で優遇されるポイントになるので、このように、画像データからしっかり入力していきましょう。
現在ではSEO対策ができる「プラグイン」なども主流になってきているので、こちらも合わせて使うと良いかと思います。

このように「WordPress」なら、デザインもSEO対策も自社である程度工夫することができるため、初期構築の費用を抑えることができます。
また、WordPressは世界中に開発者がいるためネット上に情報が多く出ています。これらを活用し、独学で勉強する人も少なくありません。内製化するにあたり、使い方がすぐに調べられるCMSは嬉しいですよね。

さらにクラウドやVPSでの初期構築が難しい・・・ということであれば、DB(データベース)や各種ミドルウェアの最新バージョンが搭載されたイメージを一撃インストールできる、「KUSANAGI」のコマンドもありますので、こちらもぜひお試しください。
KUSANAGIの使い方:https://kusanagi.tokyo/document/kusanagi-provision/

「WordPress+KUSANAGI」で解決その②!「月々かかる月額保守のコスト」

ある程度PV数が増えてきたメディアサイト、もしくは商品がテレビで取り上げられるようになった企業サイトの運営者は、この段落、「『WordPress+KUSANAGI』で解決その②」を見てください。

今後予測されるPV数の向上に対して、多くのメディア担当者が頭を悩まされるのが「保守を外注するか否か」ではないでしょうか。
一分のサーバー停止が売上の低下につながるサイトの場合、動作の停止は死活問題ですよね。
内製されるのであれば、「KUSANAGI」を自社で導入して高負荷に耐えられる環境をつくるのもありだと思います。しかし、「もう少し自社でできそう・・・」なんて試行錯誤している時間がもったいないかもしれません。
そんなときは、プライム・ストラテジーの「KUSANAGI公式サポートサービス」をご活用頂き、プロに任せるのが良いでしょう!
弊社では、「以前の状態にまで巻き戻せるバックアップ処理」「サーバーの死活監視」「24時間365日の保守体制」などのプランを盛り込んだ様々なサービスを、お客様に合わせて提供しております。
「KUSANAGI公式サポートサービス」について:https://kusanagi-hosting.com/

「WordPress+KUSANAGI」で解決その③!「コンテンツの更新にかける時間(人件費)」

皆さまは、ウェブサイトの運用において「コストがかかるな」と思う点はどこでしょうか?

著作者: Vive La Palestina

意外とかかっているのが、サイト運用にかけるリソースのうち「人件費」であったりしませんか?
日々コンテンツを熱心に更新されている方なら体験されているかもしれませんが、画像やテキストデータなどが増え、サーバーとのやりとりに負荷がかかると、WordPressの管理画面は重たくなります。
ページキャッシュでは解決できない管理画面の高速化ですが、これが「KUSANAGI」を使えば、管理画面・フロント側含めて高速化します。通常の10~15倍、サーバーからの応答速度を加速させることができるので驚きですよね。

「作業の効率化」「無駄の削減」は、多くのWeb担当の方が行いたい内容であると思います。

現状お困りの方がいらっしゃいましたら、「KUSANAGI」環境で、サクサクスムーズに動く管理画面を体験してみてください。

~まとめ~
今回は、Webサイトの運用において、WordPressの優位性、「KUSANAGI」の活用効果をもとに、実現できる「コストダウン」についての、以下の3点におけるお伝えしてきました。
①WordPressがそもそもオープンソースで無料
②WordPressはデザインやSEO対策について、ある程度自分で対応できる自由度があ③「KUSANAGI」の管理画面の高速化により、作業者の時間短縮ができる

運用保守にかけるコスト、導入の際にかかる初期コストを削減できれば、その他の分野(マーケティング施策など)に注力ができそうですよね!
クラウドの選定に迷われましたら、もちろん鈴与シンワートのS-Portをご利用ください。
s-Portについてはこちらから:https://s-port.shinwart.com/

それではどうも!
まいどありがとうございました。
次回は「KUSANAGIの、知って便利なオプション機能」についてご説明いたします