名刺管理サービスを導入しないと、会社の資産を捨ててると思う件 第15回 18年09月 / 最終更新:2018.09.19

佐々木晶子です。第15回「名刺管理サービスを導入しないと、会社の資産を捨ててると思う件」というタイトルで書きます。

 

会社では必ず、誰かが辞めます。一度入社した全ての人が終身で働くようなことはもうない時代になりました。そして辞めていくのは、比較的、対外的に接点がある営業マンが多いような気がします。
実際に営業マンが離職率が高い理由は、単純に外部との接触が多いだけでなく、ノルマがあったり、休日も含めた接待があったりと、負荷が高いことが理由だと思います。またある調査によると、5年以内に30%の営業が辞めるというデータもあります。それくらい、営業マンは離職しやすいのです。

一方で、名刺を一番持っているのが営業マンです。しかも、ここには将来の案件候補となる情報がたくさんあります。しかし、この情報はほとんど活かされずに、営業マンの退職ともに消えていくことが多いように思えます。何を申し上げたいのかと言いますと、以下のことが実際に起こっているように思えるからです。

 

1.もそも営業マンが退職するときに、交換した名刺を会社が回収していない。
 (営業マンによっては、交換した名刺は営業マンの個人資産だ!と言い張る方もいました)

2.営業マンが退職する際に引き継ぐのは既存のお客様と、現在進行中の顧客候補の名刺のみ

3.営業マンが退職する際に回収した名刺をコピーしてバサッと誰かに引き継いでおしまい

 

1.については、営業マンが会社の業務時間で得た情報なので、退職時に営業マンが持ち去ってはいけないはずです。もし、名刺を持ち去った場合は顧客情報の持ち出しと言われても過言ではないと思います。一方で営業マンは新しい職場で自分のコネとして使いたいため、情報を持っていこうとします。営業マンの名刺情報の持ち出しを防ぐのは実際には難しいですが、最低限、会社は名刺情報を管理しておく必要があると思います。

2.について、重要なのは営業マンが持っている情報で、既存顧客、進行中の提案案件を引き継ぐのは当然ですが、それ以外の訪問して提案しただけのお客様情報もかなり重要だと思っています。これらの情報は、タイミングが合わなかっただけで、時機が変われば再度提案できる可能性があるリストです。そういう顧客に新規で飛び込んで関係を作ることを考えたら大切にしたい情報です。せめて、そういう情報もすべて引き継いでメルマガくらいは送っておきたいものです。

3.については、バサッと置かれた名刺情報は見るのも大変なので、大概お蔵入りしますよね。

 

ここまで、名刺情報のあるあるを書きましたが、本当によくある話ですよね。でもこれらの話は名刺管理ソリューションを採用すればすべて解決する話なのです。

 

ちなみに名刺管理ソリューションで重要なのは、使いやすさです。名刺をスキャンしてしっかり読み取れるか、読み取りのスピードは速いか、権限設定、引継ぎなどの基本機能が使いやすいかが重要になります。

鈴与シンワートのS-PortCloud for TantCardGulliverはこれらの課題をすべて解決できる、セキュア且つ効率的な名刺管理ソリューションです。興味がある方は、是非、以下のページをご覧ください。

https://s-port.shinwart.com/service/eva/tantcard/

 

それでは今日はこの辺で。