大喜多 利哉の最新ネットワーク技術事情

著:大喜多 利哉氏

機械学習(machine learning)第08回 15年12月更新

こんにちは、デジタルサポート大喜多[http://www.ookita.biz/]です。

今回は昨今話題になりはじめている「機械学習(machine learning)」についてお話しします。

機械学習とは、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現しようとする技術・手法のことをいいます。元となるデータから、ある程度の数のサンプルデータ集合を入力して解析を行い、そのデータから有用な規則、ルール、知識表現、判断基準などを抽出し、コンピュータが行う処理を高度化させていくものです。

機械学習の目的は、上記のような「訓練データから学ぶ」ことによって「既知の特徴に基づく予測」が行えるようになることです。

機械学習という分野の成り立ち自体はかなり古く、1959年にアーサー・サミュエルという人が、「明示的にプログラムしなくても学習する能力をコンピュータに与える研究分野」を機械学習と定義したことにはじまります。

それではなぜ、このタイミングで機械学習が注目されるようになったのでしょうか。理由はいくつか考えられますが、一番大きいのは、近年のコンピュータの高速化、特にクラウドコンピューティングの進展により、大規模データ処理の基盤が整備されてきたことにより、システム高度化の手法として利用することが現実的になってきたことだと考えられます。

近年の注目ワードである「ビッグデータ」「IoT」も機械学習と密接な関係にあります。「ビッグデータ」は、人の営みの中で生み出される膨大なデータをもとに分析しビジネスに活用しようとする分野ですが、機械学習がその分析技術としての性格を持っています。IoTもセンサネットワークから集められた情報をもとに機械学習によって分析しビジネスに活用しようというものです。

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