OpenStack海外動向コラム

著:野田貴子氏

OpenStackと他技術の連携第09回 17年07月更新

こんにちはー。野田貴子です。今回はOpenStackの海外コラムで面白いものがありましたので、意訳してご紹介します。OpenStackを追いかけている方は是非お読みください。

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SuperuserTV に出演したFoundationのMark Collierは、ユーザーがOpenStackとそれを補うプロジェクトを組み合わせて大きな問題を解決する方法について語りました。

オープンソースのOpenStackが構成するソリューションは、他のテクノロジーとレゴのように組み合わされ、さまざまな問題を解決するための有力な手段となります。

OpenStack FoundationのCOOであるMark Collierは、OpenStackとそれを補うプロジェクトの組み合わせ方についてをSuperuserTVで語りました。

Collierはオープンソース技術で構築された「組み立て可能なインフラ」のコンセプトを再確認しつつ、「人々はさまざまな問題を解決するために、急速に変化する革新的な技術とOpenStackを組み合わせたいと考えています」と述べました。たとえばKubernetesは、コンテナ管理レイヤーとアプリケーションライフサイクル管理の問題を解決します。「Kubernetesはそれらの特定のジョブをこなす素晴らしいツールであり、OpenStackのようなものと組み合わせると、アプリケーション層までを自動化することができるのです。」

また別の良いユースケースとして機械学習があります。Collierは機械学習などのトピックに焦点を当てているGoogleやFacebookといった企業が、この技術をさらに発展させるためにオープンソースを使用していることの意義について指摘しました。「彼らがオープンソースを使ってやっていることは本当に重要なのですが、少し過小評価されているので、私たちはそれらに注目が集まるように試行錯誤しています。」と彼は付け加えました。

組み立て可能なインフラのコンセプトをより具体的に示すために、Collierはサーバのラックをサミットでどのように実演してきたか(生のインフラから始めてたった1つのノードだけにIronicとNeutronを追加した方法)について話しました。これによりクラスタ全体のブートストラップが可能になり、プロセスが自動化されました。層化されたKubernetesは、OpenStackが1つの標準的なサービスセットを備えているプラットフォームではなく、マイクロサービスとして機能するさまざまなコンポーネントを持つプラットフォームであることを表しています。特定の問題を解決するために、それらのマイクロサービスは複数の独自パターンと組み合わすことができるのです。

CollierはEdward Snowden氏とのインタビューにも触れました。Snowden氏はインタビューにて、厳格な体制を持つ国々のユーザーにオープンソースが与えうる自由と、将来世代への潜在的な影響力について議論していました。

SuperuserTVの動画はこちらでご覧いただけます。再生時間は約6分です。
https://youtu.be/0HNzNa8ZBGs

SuperuserTVとは:
SuperuserTVはコミュニティや業界の実態、さらにはOpenStackコミュニティをサポートするための教育的なトピックを提供しています。Superuser TVは、導入から多様化まで、新興テクノロジーからクラウド戦略までのコンテンツを用意し、さまざまな視点や知識へのアクセスをオープンソースコミュニティに提供することを目的としています。専門家にはベンダーに中立的な形式でインタビューしており、どこかの企業を優先するようなスポンサー制度はありません。
Superuser TVの放送には、OpenStackイベントのものと、月刊のものがあります。
https://wiki.openstack.org/wiki/Superuser_TV

※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元
http://superuser.openstack.org/articles/openstack-adjacent-technologies/

※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。