OpenStack海外動向コラム

著:野田貴子氏

エッジコンピューティングの実情~バンクーバーサミットで必見のセッション~第18回 18年05月更新

こんにちはー。野田貴子です。今回はOpenStack関連のコラムで面白いものがあったので意訳版をお届けします。昨今、OpenStackの注目度が高まっており、OpenStack開発者メーリングリストやコラムをチェックしている人も多いと思います。英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語意訳したものをお伝えすることにしました。
興味がある方はご覧ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。

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5月に開催されるOpenStack Summit Vancouverで、オープンインフラストラクチャを構築・運用している人々と交流しましょう。サミットスケジュールには様々なユースケースを元にした300以上のセッションがあります。例えば、人工知能と機械学習、ハイパフォーマンスコンピューティング、エッジコンピューティング、ネットワーク機能の仮想化、コンテナインフラストラクチャ、パブリッククラウド、プライベートクラウド、マルチクラウドといったものです。

この記事では、みなさんの参加予定に入れていただきたいエッジコンピューティングに関するセッションをハイライトしたいと思います。

それ以外のエッジコンピューティングにフォーカスしている全てのセッション、ワークショップ、ライトニングトークはこちらで確認することができます。また、エッジコンピューティングについてもっと知りたい方は、Edge Computing Groupが作成した新しいホワイトペーパーをopenstack.org/edgeで読んでみてください。

 

Containers, bare-metal, VMs:
Edge computing choices for workload flexibility

このパネルには、VerizonのBeth Cohen氏、EricssonのAlison Randal氏、OPNFVのChris Price氏、OSFのIldiko Vancsa氏といった専門家のオールスターが名を連ねています。彼らはアプリケーションに合わせた実用的なソリューションを作成するための適切なプラットフォームについて話し合い、成熟度や市場力を含めたそれぞれの技術の長所と短所を探究していきます。詳細はこちら

 

China Unicom case study in edge/cloud architecture

Intel のJianfeng (JF) Ding氏とChina UnicomのDan Chen氏が紹介するのは、彼らが中国のある大手通信事業者のためにデプロイした経験によるOpenStackのエッジクラウドアーキテクチャ、ハードウェア構成、アプリケーション、およびMECの設計についての知見です。両者はエッジのユースケースのために使われたOpenStackと、ハードウェアアクセラレーターデバイス(FPGA、GPUなど)の必要性とのギャップについて、さらに、NFV要件についても議論する予定です。詳細はこちら

 

Security Considerations for cloud edge computing

Beth Cohen氏は、クラウドエッジアーキテクチャにセキュリティがどう組み込まれるべきかと、そのためのベストプラクティスについてのパネルを担当します。RackNのCEOであるRob Hirschfeld氏、Dell EMCのGlen McGowan氏、99cloudのShuquan Huang氏もこのパネルに参加予予定です。詳細はこちら

 

Future edge cloud for China Mobile

このトークは初心者向けで、China MobileのプロジェクトマネージャーQiao Fu氏がChina Mobileの今後の全国ネットワークについてと、このクラウドエッジのアーキテクチャ、設計、要件について話します。また、アクセラレーションやコンテナのオーケストレーションなど、彼らがオープンソースコミュニティに解決してほしいと期待している課題についても議論します。詳細はこちら

 

Microclouds for fragmented markets: Getting OpenStack everywhere!

WhitestackのBenjamin Diaz氏とJos Miguel Guzman氏は、OpenStack Microcloudsに関する上級者向けの話をします。このプロジェクトには、複数のデプロイ間で地理的に分散されたコントローラノードを共有することによって新規参入費用を減少させ、クラウド技術への移行プロセスをシンプルにするという目的があります。AnsbleやDockerのような技術を使用すると、各クライアントに分離、独立したOpenStackのデプロイメントを提示することができる上に、複数のデプロイメントの管理がほとんど必要なくなります。詳細はこちら

 

OpenStack and Linux Foundation joint blueprint on edge computing

このセッションは中級者向けで、AT&TのGnanavelkandan Kathirvel氏とIntelのMelissa Evers-Hood氏がオープンソースベースのエッジリファレンスアーキテクチャについてみなさんと共有します。業界内の限りある時間、リソース、資金を各所で重複して使ってしまわないために、OpenStackとLinux Foundationのコミュニティが合流し、協力して目標を達成していきます。詳細はこちら

2018年5月21から24日にバンクーバーのOSFサミットでお会いしましょう!こちらで参加登録を。

※本コラムは以下の文章を意訳したものです。

引用元
https://superuser.openstack.org/articles/edge-computing-vancouver-summit/
※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。