ビジネスチャット 業務システム連携の時代へ 第01回 17年08月 / 最終更新:2017.08.10
佐々木晶子です。このコラムでは「クラウド採用メリット考察」と題し、様々なクラウドサービスの採用メリットについてご紹介していきます。
第01回は「ビジネスチャット 業務システム連携の時代へ」について書きます。
「仕事でSNSを使ってますか?」
この問いに対して、多くの方が使ったことがあると回答されるのではないでしょうか?
Facebookの企業利用率が80%を超え、多くの企業がFacebookページを持つようになりましたが、社内の公式コミュニケーションとしてSNSが採用される比率はかなり少ないように感じています。
しかしながら、私の社内外の業務連絡の大半は既に電子メールではなくチャットなどのSNSに移行しています。新規のお役様とのやり取りは電子メールや電話が多いですが、既存のお客様として長くお付き合いがあるお客様とのやり取りはLINEやFacebookなどのチャットが多いです。皆さんもそうではないでしょうか?
1.ビジネスコミュニケーションツールの主流が電子メールからチャットにシフトしてきている理由は、コミュニケーションツールとして優秀だからです。チャットは以下のメリットが大きいと言われています。相手の状況に関係なく、情報を簡潔に伝達でき、相手が藩王できる状況であればリアルタイムにコミュニケーションができる点
2.電車の中やエレベータ―の待ち時間でも周囲を気にせずにコミュニケーションができる点
3.チャットの場合は文章が完結になる文化があるため、送信も返信もスピーディーである点
ただ、多くの方が使っているチャットは所属企業の非公式なツールということもあり、FacebookやLINEなどの無料のチャットやメッセンジャーを使っていないでしょうか?
これはセキュリティの観点ではかなり危険は話になります。社外に漏えいしても大丈夫な情報であればあまり問題ないのかもしれませんが、そうでない情報は気を付ける必要があります。それ故に、最近は有料のビジネスチャットを使用する企業がかなり増えてきています。「有料のビジネスチャットの利用」=「企業の公式コミュニケーションツールとしてのチャット採用」となりますので、業務用の要件が求められるようになります。
そこで、今後採用されて行くビジネスチャットはAPI連携が強いチャットになっていくこは間違いありません。
ちょっと考えただけでも以下のようなAPI連携が便利そうです。
1.グループウェアのスケジュールが更新された際の通知をチャットに送信
2.日報をチェットから登録
3.Webサイトにチェットを組み込み新規顧客とチャットで会話、その結果をCRMに反映
チャットから話がそれますが、今、皆様は様々なWebサービスをビジネスで利用されていませんか?その都度、個別にログインして操作するのはめんどくさいですよね。美慈円巣チャットがAPIで進化すると、様々なWebサービスのフロントがビジネスチャットになります。そうなるとかなり便利になり採用メリットも大きくなりますよね。
ちなみに、このコラムを書かさせていただいている鈴与シンワートでは業界最安値のAPIとセキュリティが強いビジネスチャット「SCRUM」をリリースしています。以下のページではAPI連携の事例もたくさん掲載されていますので、興味がある方は以下をご覧ください。
https://s-port.shinwart.com/service/cloud/scrum/
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