雑用メインのWeb担当者は将来の給与が増えない。会社的にも外注した方が得 第35回 20年08月 / 最終更新:2022.12.22

こんにちは。吉政創成の佐々木昌子です。

密を避けて関東の海に行ってきました。やっぱり海はいいですね。海を見ながらいろいろなことを考えました。(コラムのネタも考えてましたw)

年功序列の時代はもうなくなってますよね。つまり能力が上がらないと給与が上がらない時代になったのです。

能力は勉強でも上がることがありますが、実戦の経験が一番ですよね。

そう考えると普段から雑用ばかりの仕事をしていると、雑用の技術は上がりますが、難易度と単価が高い仕事の能力は上がらないですよね。難易度と単価が高い仕事の能力は上がらないと給与が上がらないですよね。

このコラムを読まれているWebマスターの方々の仕事を独断で雑用と難易度と単価が高い仕事の能力を上げる仕事に分けてみます。雑用と書いていますが、わかりやすいのでその言葉を使っているだけで、その仕事を軽視していません。吉政創成にとってみればその雑用が本業ですしね。

■Webマスターの仕事を以下に分けてみる

<雑用系>
・WebサーバーやCMSのバージョンアップ作業
(意外に頻度が多いですよね)
(昔は技術力が必要でしたが、ボタン一つ、または簡単コマンドで誰でもできるようになりました)

・コンテンツ公開
(編集作業が伴わない、依頼されたコンテンツをアップする仕事)

・死活監視
(最近ではツールで自動運転になりました)
(できれば、WordPressの自動復旧機能を使うといいです。完全ではないですが、意外にちゃんと戻ります)

<難易度が高い単価の高い作業>
・Webサイトの効果測定(ゴール設定、ゴール達成のための施策策定、達成率確認)
※達成率確認は業者に依頼した方が第三者の意見がもらえるため効果的かもしれません。

・Webコンテンツディレクション
(導線整理、コンテンツプランなど)

・業者では作りにくい、コアコンテンツの強化

 

最後に重要な話を述べます。
マネージドサービスを導入しようとしても、稟議が通らないという方もいるかもしれません。そういう時は業者に相談してしまうのがいいです。マネージドを実施している業者であれば、稟議の上げ方も良く知っているはずです。資料を持っている可能性も高いです。いっそのこと、業者と一緒に稟議を作ってしまうのが手っ取り早いです。

業者に雑用を依頼しても、自分にコアの業務がこなせる自信がない方は、有料になると思いますが、業者に依頼して、アイディア出しの会議をするとよいと思います。(吉政創成でもそういう仕事を請け負っていますが、現在、お客様の定数を超えており新規の受付はしていません)

いかがでしょうか?ご参考になるところがあれば幸いです。
それでは今日はこの辺で。