ハイブリッドクラウドの準備はOK? 第03回 15年09月 / 最終更新:2015.09.17
目次
みなさんはすでに現場のデータセンターを仮想化し、その恩恵を受けていることでしょう。プライベートクラウドにも投資をしているかもしれません。しかし長い目で見れば、パブリッククラウドを利用するという選択肢を気に入ると思います。もしくは、設備投資をすることなく、巨大なリソース置き場にオンデマンドアクセスできるような、クラウドの拡張を選択肢として意識しているかもしれません。そしてこれらのことを、現在データセンターでアプリを管理しているのと同じ方法、かつ同程度以上のパフォーマンスで管理したいことでしょう。
VMware は VMware vCloud® Air™ のクラウドソリューションを用いてこれらの問題に挑戦しています。vCloud Air は VMware が・所有・運営している真のハイブリッドクラウドです。vCloud Air のデプロイでは、アプリケーションを修正せずにクラウドで動かすことが可能で、さらに見慣れたツールを使って一元管理することができます。VMware は環境全体に対し網羅的なサポートを提供しています。
ハイブリッドクラウドを活用する準備はできていますか。そのためには、自身のニーズとインフラを見極める必要があります。
既存環境でこの目標をサポートできるか
今現在、みなさんは VMware vSphere® vApp™ をクラウドへマイグレーションすることを検討しているかもしれませんが、将来運用したいと思っているアプリケーションのタイプを考慮することが重要です。災害復旧、ユーティリティコンピューティング、次世代アプリケーションなどは考慮しておくとよいでしょう。
ユースケースについて理解した上で、インフラがニーズとマッチしているかどうかを見ることができます。みなさんは、ネットワークやネットワークサービス環境、VMware仮想環境、監視・管理性能について包括的に分析したくなるでしょう。
ネットワークの性能によって抑制されるクラウドのユースケースのビジョンを確立すれば、クラウドコンピューティングのゴールにたどり着くためにロードマップを定義できるようになります。しかし包括的な事業やネットワークの評価は容易いことではありません。
ハイブリッドクラウドへの道を急ごう
専門家の指示も得ることができます。VMware による Hybrid Cloud Readiness の査定は、みなさんのチームがハイブリッドクラウドのビジョンや戦略について理解するのを助け、people、process、technology などの主要エリアにおける現在のハイブリッドクラウド能力の状態を評価するようデザインされた共同のディスカバリーワークショップを提供し、ベンチマークやバリューモデルの適切なデータ収集に役立ちます。これら詳細な活動を通して、みなさんの長期ニーズを満たすハイブリッドクラウド実装への足取りを速めてくれるでしょう。一連のミーティング、ワークショップ、評価活動を経て、VMwareチームはみなさんと共に次のことを発展させ、ドキュメント化します。
- ハイブリッドクラウドモデルへ移行するという、みなさんの目標、目的、挑戦
- みなさんがハイブリッドクラウドにより得られると期待している、主要なユースケースや利益
- みなさんのネットワークにおけるハイブリッドクラウドの実現可能性
VMware チームはすべてのワークショップと評価結果を分析し、みなさんの主要な出資者と共に調査結果をレビューします。二週間ほどで Future State Hybrid Cloud Vision の図解と、優先順のユースケースに合うように調整された Implementation Roadmap を受け取ることができます。と同時に、ハイブリッドクラウドへの移行準備が整います。
ハイブリッドクラウドを始める準備ができたならば、 vCloud.VMware.com を訪れましょう。
VMware Professional Services の提供についての詳細な情報はhttp://www.vmware.com/consulting/technology-consulting-services.html をご覧ください。
※本コラムは以下のブログを意訳したものです。
引用元 https://blogs.vmware.com/vcloud/2015/08/ready-hybrid-cloud.html
※本コラムはVMware社が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。
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