大事なサーバだからこそクラウドで運営することの大事さ 第22回 15年10月 / 最終更新:2015.10.06

みなさん、こんにちは。鈴与シンワートでマーケティングアドバイザーをしている吉政創成の吉政でございます。

大事なサーバを社外のクラウドで構築するかオンプレミスで構築するかは意見が分かれるところだと思います。ZDnetが2013年8月に公開した記事によると、約7割のお客様がクラウドで構築したいと、述べています。

※ZDnet記事 http://japan.zdnet.com/article/35036504/

クラウドで構築したいという方の主な理由は以下です。

  • 1.クラウドであれば、運営を任せられ、限りなく24時間365日の継続運営ができるため
  • 2.バックアップの依頼をすることで、手間がかかるバックアップも負担なく運営できるため
  • 3.情報システム社員の退職など人員的なことに依存せず、継続的に運営できるため

ファイルサーバやプリントサーバなどの比較的単純なサーバ環境であれば自社で運営も十分できると思うのですが、サーバOSにミドルウェア、DBなども絡んできて複雑化したシステムであれば、クラウドで構築したほうが運営が楽になります。

さらに、コンシューマー向けのシステムであれば、急なトラフィック増への対応を考えると、さらにクラウドで構築したほうが良いという判断になります。クラウドであれば、急なトラフィック増が予測された際に事前にクラウドのスペックを向上させることもできます。もちろん限界値はありますが、オンプレミスと比べると、かなり柔軟に対応できます。また、クラウド上で構築したシステムのバックアップデータをローカルに保管することで、BCP対策にもなります。

ここまでの説明ですと、どこのクラウドでも対応できそうに見えますが、最後に重要なお話をいたします。社内の重要なシステムをクラウド上で構築する際に、最も重要なのは、技術者による対応だと考えます。スペックについては各社も似たり寄ったりで、多少安いところと高いところがあるくらいでしょうか。ただ、技術対応はクラウドによりかなり差があるのではないでしょうか?完全にオンライン対応となり、QAの回答は基本的に翌日というところもあります。ただユーザの視点で言えば、困った時に直接技術者と会話したいですよね。鈴与シンワートは全てのサービスがそうではなりませんが、技術者が対応する手厚さが鈴与シンワートのクラウドの良いところです。(サービスによって異なりますので、ご発注前に事前にご確認ください)

そんな対応を強化頂いたのが天草エアライン株式会社です。ここで天草エアライン株式会社運送部濱田様のコメントをご紹介します。同氏より「日本一小さな航空会社として知られる天草エアライン株式会社。これからも皆様に愛される航空会社であり続ける 為、社員一同安全運航を基に尽力しています。そのような日々の改善活動の中、自社サーバで運営していたWeb予約システムをクラウド上に移行することの検 討を始めました。お客様の個人情報を取り扱うサーバであるため、信頼できるクラウドに移行したいと考えていました。そのような中、高いセキュリティレベル と料金的な魅力から鈴与シンワート社のS-Port Vシリーズの導入を決めました。導入後のサポートも大変手厚く、ご対応に感謝しています。」とのコメントを頂いております。

鈴与シンワートのS-Port Cloudでは、天草エアラインのような事例を多く持っています。お客様から高い評価を頂いています。

興味がある方は以下の事例集をご覧ください。
https://s-port.shinwart.com/case/amx/
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