Windows Server 2008サポート切れを迎える今、基幹システムの最適なインフラ環境を考える 第46回 18年11月 / 最終更新:2018.11.29
みなさん、こんにちは。鈴与シンワートでマーケティングアドバイザーをしている吉政(よしまさ)と申します。
そういえば、Windows Server 2008が2020年1月にサポート切れになりますね。
Windows Server 2008の用途は業務系のサーバとファイルサーバが多いのではないでしょうか。業務系のサーバであれば、新OS上でのテスト運営機関もありますので、そろそろ意向をどうするか決めていかないといけないですよね。
Windows Server 2008上のシステムの移行の方針としては主に以下になるのではないでしょうか?
・クラウドへ移行する
・データセンターに移設する
・オンプレミスサーバに移行する
基本的に新しいOSに移行すると思うのですが、その際に「ついでに、クラウドへ移行しよう」とか「データセンターに移設しよう」という考えも出てきているようです。
クラウドと一言で言ってもIaaS、PaaS、SaaSなど様々な形態がありますよね。業務系のシステムは長く使われる方も多いので、果たしてSaaSでいいかどうかというのは結構微妙です。長期間使うのであれば、ソフトウェアはライセンスで買ってしまったほうがお得です。何年使えば、クラウドライセンスよりソフトウェアライセンスが安くなるかというのはそのソフトウェアによって変わってきますが、業務系のシステムだと、5年以上使う企業も珍しくないですよね。そう考えれば総じて、業務系のシステムはライセンス購入のほうが結局安くなるような気がしています。ここで、サラリーマン時代、多くのソフトウェアメーカーのマーケティング責任者を歴任していた経験でお話すれば、多くのソフトウェアライセンスは、クラウドライセンス化する際に、3年を基準に考えていたように思います。3年以上利用継続すると、ソフトウェアライセンスの方が安いことが多かったように思えます。当時はクラウドライセンスは短期利用という考え方でした。
脱線しました。さて、業務系のシステムの場合は、長期間使うことが多いので、サーバOSをWindows Server 2008から最新版にアップグレードし、同時に上位ソフトウェアもアップグレードするようなケースが多いのではないでしょうか?
その際に、ハードウェアの部分をどうするかという議論になると思います。オンプレミスで行くか、データセンターか、IaaSで行くかという選択肢になると思います。
今の時代、セキュリティや災害対策の観点でオンプレミスの方はかなり減ってきていると思います。そこで、データセンターかIaaSかということになると思いますが、実は一長一短なのですよね。データセンターは一戸建て型で、サーバは100%自社で利用しますので、パフォーマンスの面でもセキュリティの面でもいろいろ安全ですが、ハードのメンテなどは自前なので手間がかかります。IaaSだと、ハードのメンテはIaaS業者が担当するので楽ですが、マンション型の利用になるので、いろいろな企業がIaaSを使用します。もちろん、パーティションは区切られていて、理論上、セキュアです。しかしながら、セキュリティ事故が発生していることも事実です。そこでお勧めしたいのが、S-Portベアメタルサーバです。1社独占利用のIaaSですので、安全でハイパフォーマンス、且つ超高速スペックです。業務システムのインフラとしては、かなりメリットがあると思いますよ。
興味がある方は以下をご覧ください。
S-Portベアメタルサーバ
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