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テクニカルコラム

Tech-Column

大人のアプリ広場

著:吉田幸助氏

第13回 17年11月更新

ダイヤモンドは硬い?硬くない?『ダイヤモンドクレーン』

以前、某テレビ番組で『ダイヤモンドを金槌で粉々に砕く映像』が流れていました。今でもYouTubeあたりでキーワード『ダイヤモンド』と『トンカチ』で検索すると、簡単にその映像が出ます。

この映像は自分の中ではかなり衝撃的で、あらゆる物事の根底が容易く崩されてしまったように感じました。

『ダイヤモンドが硬い』という事実は、僕の中では『地球が丸い』ということと同程度、つまり生きていく上での基本中の基本、今更言葉に出すのも恥ずかしいぐらい当たり前の事実として、自分の脳の深層に深く刻み込まれていました。

太陽は東から西、世界一高い山はエベレスト、南極は寒い、臭いフルーツはドリアン、これら同様、実際見たことも行ったこともないが、『疑う余地のない絶対的指標』として君臨していたのが、ダイヤモンドはすごく硬い!という事実でした。

それが目の前で木っ端微塵に。何たることだ!

『衝撃』というより、『裏切り』に似た感覚でした。これまで信じていたものは一体なんだったのかと!!

★ダイヤモンドが硬いという前提

ダイヤモンドが硬いことを前提として組み立てられたお話(フィクション)も多数存在していました。その中で特に、僕の中の記憶に深く刻み込まれている作品があります。

作品名はここでは言えませんが、悪者三人組(女性1人男性2人、男性の体形はやせ形と肥満型)が、時間旅行をしながら悪事を働こうとして、その都度主人公に懲らしめられる、大人気子供向け娯楽作品。その中で『ダイヤモンド弾丸』とういのがありました。

ピストルの弾丸なども弾き返す超人的能力を持つ主人公に対し、ダイヤモンドを先端に埋め込んだ弾丸で仕留めようと画策。その弾丸を受けた主人公は、なんとその弾丸で負傷してしまうと!

その話を見た時の自分の不安感ときたら凄まじいものでした。少年の頃はフィクションと現実の区別がつかないので、翌週までの一週間、真剣にいろいろ考えました。どうする主人公?このまま主人公は死んでしまうのか?ダイヤモンドやっぱりすげぇぜ!仮に主人公が復活したとしても、ダイヤモンド弾丸で再び仕留められてしまうのではなかろうか?どうするんだ主人公!!!

一週間、何も手がつきませんでした。

そして明確な答えが出ないまま(そもそも答えを出す必要もありませんが)翌週の放送日。主人公、やっぱり復活していました。ただ予想通り、ダイヤモンド弾丸に再び狙われるのですが、主人公は僕の思いもよらなかった方法、ただ、物理的にも少々納得できる理由で、その弾丸に対応していました。

ボディを強化ゴムでコーティングすると!

ゴムは衝撃を吸収します。その弾丸の衝撃をボディの強化ゴムで吸収し、弾丸の貫通を防ぐと!

…その時感じた安堵感や、何とも言えない達成感(何の?)は、今でも忘れられません。

しかしこの作品は、ダイヤモンドが硬いということが前提として成り立っている話です。

自分は大人になってから、某テレビ番組で粉々に砕かれるダイヤモンドの映像を見て、少年時代に感じたピュアな感情に対する裏切りに似た何かを感じました。何だったのだアレは?

ダイヤモンドは硬いという話はそもそも嘘だったのか?更に都市伝説として、ダイヤモンドを金槌で叩くと、金槌側が凹むと聞いていたのだが、アレも嘘だったのか?

そして時は流れ2017年の現在、あの時の少年は青年、そして中年となり、ダイヤモンドの硬さについて改めて向き合うことにしました。ダイヤモンドは結局硬いのか?

★ダイヤモンドの強度に対する誤解その①

ダイヤモンドは硬いです。但し、緩やかに加えられる力に対しては強いのですが、瞬間的に掛かる力には滅法弱い。よって金槌で力を加えられると、容易く砕けるのです。

また、一定の面に沿って割れやすい性質を持ち、ちょっとした傷が入っていれば、カッターナイフでも簡単に割れてしまう場合もある。

つまり、硬いといえば硬いが、『状況による』というのが正しい表現かもしれません。

そういえば、映画かドラマのワンシーンでも、ダイヤモンドが偽物か本物かを確認する際にハンマーで叩いて、砕けているから偽物だ!というシーンがあったことを思い出しました。もしこれ現実でやってしまっていた人がいたとしたら大損ですね。

★ダイヤモンドの強度に対する誤解その②世界で一番硬い物質?

今はダイヤモンドより硬い物質が存在します。そもそもダイヤモンドは炭素でできているのですが、同じ炭素系の『ハイパーダイヤモンド』や『超硬度ナノチューブ』(共にナノダイヤモンドに分類)が事実上一番硬いようです。三倍程度の硬さ。

ちなみに炭素系といえば、思い浮かぶのは炭素繊維ですが、今や飛行機は車のボディなどでも応用されています。加工が容易く、軽くて丈夫なことが理由。ちなみにその成形方法はプラスチックと一緒です。型にはめて、そこに原料を流し込んで硬化させると。

自衛隊の戦闘機F-2を始め、多くの航空機で採用されています。

なんだか巨大なプラモのようですね。そして炭素繊維の開発元は、多くが『繊維メーカー』です。繊維の会社に入って、まさか飛行機のボディ製造に関わるとは思わなかったでしょうね。

まぁ検索サービスの会社が自動運転の技術を開発したり、車&バイクメーカーがヒト型ロボット作って、倒れないバイクの技術に応用する時代なので、珍しくはないのかもしれませんが。

★ダイヤモンドで遊ぶダイヤモンドクレーン!

さて、ダイヤモンドから随分話はそれてしまいましたが、今回紹介するアプリは『ダイヤモンドクレーン』です!必要以上に輝くダイヤモンドの煌めきが、まぶしいです!

操作方法は至極簡単で、クレーンゲームとほぼ同じ!

一度左に動かすと、右には戻れないので注意!
クリアするごとに多彩なステージが用意されています。最初はダイヤが固定(動かない)ですが、4ステージ目あたりからダイヤが左右に動き始めます。クレーンの移動時間を考慮して下向き矢印を押す必要があり、なかなか難しい!

どのようなステージが用意されているかは、ご自身でお試しください!ゆるゆるっとしつつも、小癪な難易度があるので、かなり楽しめます!

ダイヤモンドクレーン、お勧めです!!

最後に、このコラムを連載している鈴与シンワートのS-Portクラウドサービスはアプリ関連のサイトが多く使用しています。
採用される理由はコストと柔軟な個別対応、そして技術者と直接話せるところが評価されているようです。
興味がある方は以下をご覧ください。
https://s-port.shinwart.com/service/

著者プロフィール(吉田幸助氏)

インターネット草創期の1996年、突然ネットの音楽配信に目覚め、国内では珍しい電子音楽専門ストリーミング配信サイトを開設。
国内最大手まで育てる。
自らプログラムも行い、アマチュアながら自作したアプリは最大25万ダウンロード。
大手を凌ぐランキングトップ10入りを果たした。
現在は社内業務改善システムのプログラミングなどの傍ら、趣味で動画作成などを行う。
単純な思いつきを重視し、最後まで行動するのが信条。

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