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テクニカルコラム

Tech-Column

大人のアプリ広場

著:吉田幸助氏

第17回 18年03月更新

Windows標準搭載の理由は?『ふつうのマインスイーパー』

自分の母親達の世代は、油断してると何にでもカバーを作ってしまいます。代表的なのが電話カバー。昔は『黒電話』と呼ばれる、重くて大きい黒い電話機が主流だったのですが、いつの間にやらそこにフリルのついたカバーを付けて、涙ぐましい『可愛らし化』をしてしまってました。若い人には全く想像つかないかもしれませんが、電話機に服を着せたような感じ。犬用の服を電話につけたようなものをイメージすれば分かりやすいかもしれません。全く想像つかないかもしれませんが、それが昭和の普通。

それはモノを少しでも大切にしようという国民性、無骨なフォルムの電話機を少しでも可愛いものにしようという昭和女性の美学から来るものでしょうか。

そして1995年、自分の実家でパソコンが導入された時も、気が付けば母自作のモニタカバー、キーボードカバーが掛けられていました。恐ろしいです。最新のテクノロジーが次々と母親の手によってフリル化されてゆきます。

そして現代。

まぁ昔のように電気製品に手作りのカバーを付ける潮流は消えたように思いますが、それでも他国に類を見ない程、カバー大好き民族なのだと思います。

今ほとんどの人がスマホカバーを使ってると思います。女性は特に。

形は変われども、自分の母親世代のやっていた『モノを大切にする文化』、『可愛らし化』に通じるものを感じます。

そして『可愛らし化』が始まるということは、それだけ愛着を持たれ、普及したと考えることができるように思います。

◎電話並みの手軽さになれば本物

もともとコマンドを知っている人しか使えなかったコンピューターが、マウスで操作するパソコン、指で操作するスマートフォンへと枝分かれし、多くの方に愛着を持って使われる時代が到来したことは、素晴らしいことではないでしょうか。

パソコンとインターネットが普及し始めた1995年頃、テレビの討論番組で『コンピューターを一般に普及させるには電話と同じ程度のシンプルさが必要』と発言しているのを聞いた事があるのですが、その時は絶対無理だと思いました。しかし、気がつけば今や電話並みの手軽さ。

誰もがポケットに入るコンピューターを持ち世界中とつながる状況を、30年前誰が想像したでしょう。

◎マウス操作の普及

過去を振り返り、コマンド中心だったコンピューターがGUIによるマウス操作への切り替えは、大きな転換点だったように思います。それがきっかけでパソコンを多くの方へ普及させる結果となり、今のスマホ文化へも通じたのだと思います。

1995年頃、自分はOSのカスタマーサポートで働いていたのですが、あの頃はまだマウス操作が分からないという質問が時々来ました。数は少ないですが。

そしてその当時、ゲームとしてWindowsに標準搭載されていたソリティアとマインスイーパーは、マウス操作に慣れてもらうために用意されたものだそうです。

最初にソリティアとマインスイーパーが搭載されたのはWindows95のひとつ前のWindows3.1の頃。まだまだマウス操作が普及する前の時代でした。

更に素朴な疑問として、『マインスイーパー』の『マイン』は、単純に『地雷』の意味です。地雷除去の意味。

ただこのゲームに対し、地雷の被害者や地雷除去のために生命を危険にさらしている人々に対する侮辱であると考える主張もあり、それを受け、WindowsVista移行 – Windows7までのバージョンでは、地雷でなく花を表示する機能を搭載しているそうです。

◎ふつうのマインスイーパー

今回紹介するのはそのマウス操作の練習用にと搭載された『マインスイーパー』のスマホ版アプリ『ふつうのマインスイーパー』です。自分にとっては初めて買ったパソコンに搭載されていたゲームなので、思い出深いです。

最初にレベルを選びます。OSに標準搭載されていたマインスイーパーは三段階ですが、こちらは更に細かく選べます。ただ、OSに標準搭載されていたマインスイーパーは最初から中級や上級を選べますが、こちらはクリアしないと次のレベルに進めません。

懐かしさがこみ上げます。

最初にどこか好きなマスをタップします。一斉にそのマス周辺の『爆弾がない範囲』が開きます。

画面の数字は、そのマスの四方にある「爆弾の数」を意味します。その数を元に爆弾の位置を推測していきます。ある程度、運も必要です。

失敗すると、↓こうなります。

実は筆者は一度もクリアしたことがありません。奥が深いです。

大人になった今だからこそ楽しめるゲーム、ふつうのマインスイーパー、お勧めです!!

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興味がある方は以下をご覧ください。

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著者プロフィール(吉田幸助氏)

インターネット草創期の1996年、突然ネットの音楽配信に目覚め、国内では珍しい電子音楽専門ストリーミング配信サイトを開設。
国内最大手まで育てる。
自らプログラムも行い、アマチュアながら自作したアプリは最大25万ダウンロード。
大手を凌ぐランキングトップ10入りを果たした。
現在は社内業務改善システムのプログラミングなどの傍ら、趣味で動画作成などを行う。
単純な思いつきを重視し、最後まで行動するのが信条。

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