大人のアプリ広場

著:吉田幸助氏

成年とは?中年とは?『ふつうのおっさんたたき』第20回 18年06月更新

成人年齢が引き下げられるようですね。

1876年(明治9年)に「自今満二十年ヲ以テ丁年(ていねん)ト定ム」と国が定めてから、実に140年ぶり!近代国家になってから日本はずっと成人=二十歳でやってきたのだから、これは大きな変革です!

ただ、酒、煙(タバコ)、賭け事(ギャンブル)を許す年齢は20歳のまま変えないようです。対して借金や購入に関しては、従来、18-19歳は『未成年者取り消し権』で護られていましたが、そこからは外れてしまうと。

更に今回の成人年齢引き上げで、性別変更申し立てができる年齢も18歳に引き下げられるようです。これまで筆者は性別変更に年齢の制限があるということをそもそも知らなかったのですが、この制限も変わるようですね。

ちなみに、明治以前の日本は、数え年15歳になると、「元服」(大人になったことを祝う儀式)ということで、成人として認めていたようです。今よりずっと早かったのですね。

★インドネシアの成人とは?

筆者は今年の5月上旬、インドネシアに出張しておりましたので、参考までにインドネシアの成人について。

現地で『金曜礼拝(イスラム教の重要な義務のひとつ。金曜にモスクに集まり皆でお祈りする)』を見学する機会をいただいたのですが、参加者できるのは成人男性のみと説明を受けました。

成人とは何歳以上を指すのだろう?と疑問を感じ聞いてみたところ、肉体的変化(男性は精通、女性は初潮)をもって『成人』と判断するとのこと。これを境に男性は礼拝に参加し、女性は『ヒジャブ』(イスラム教の女性が頭にかぶっている布)を身につけるようになると。生活が変わるので、けっこう重要。

なんとなくインドネシアの若者は、どことなく大人びているように感じたのは、成人年齢が低いからなのかも?なんて思ったりもしました。早々と大人宣言してしまうのも、悪くないのでは?

★成人式のインタビュー映像

さて、日本の若者に視点を戻しますが、『成人』と言えば、以前筆者がテレビで見た、成人式のインタビュー映像を思い出します。

その映像は、戦後まもなく、80年代ごろ、2000年ぐらいの成人のインタビューを流していたのですが、印象的なのは戦後まもなくの若者。何だか面構えが根本的に違うのですよ。顔つきが完全に大人。風格というか落ち着き。悪く言えば老けているのですが。

インタビューへの回答も、20歳とは思えないぐらい大人びた内容で、これからの日本、国が成長する為に必要なことなど、視点は完全に『国』。戦争による国の混乱が継続していたので、視点は自然と「国」に向かっていたのでしょうね。

考えてみれば、今の日本の『原型』を作ったのはこの時代の若者達。寝る間も惜しんで働いて、今の我々につないでくれたと。素直にありがとうと言いたくなる。良い国を作ってくれました。

そして80年代ごろの成人がインタビューの回答は、『親に迷惑をかけないようにしたい』『もっとしっかりしないといけない』といった、『自分自身』に関する内容が大半を占めるようになりました。この頃になると日本も安定し、視点は国から個(自分自身)に向かったのでしょう。”自らの人生を自らの意思で自由に決められる時代” に移りつつある時代だったのだと思います。まだまだ成人式には『大人の決意』を感じられました。まだ頼りないけど、応援したいと思わせる雰囲気がそこにありました。

そしていつからこうなっちゃったんでしょうね、2000年代の成人式。

「成人への抱負は?」という質問に対する答えが『いえええええええええええええええええええええええええええええええいいいいいいいいっ!!!!』とか『ヒャホーッ!!!!!!!』に変わりました。ワインをラッパ飲みする若者、酔って電柱に登る若者、挨拶する市長にヤジを飛ばす若者、妨害する若者。まぁ全ての成人式がそうでないと思いますが(そう信じたい)、若者も時代と共に変わるんだなぁと。

『成人への決意表明の場』から『単なるお祭り』『コスプレ会場』に変わったのかもしれません。どっちがいいんでしょうね。まぁどうするべきかは、その時代の人が決めればいいことだと思います。

★いくつからおじさん、おばさん?

さて、視点を若者から中年に移します。おじさん、おばさんは何歳からなのでしょう?

アンケートを取ると男性の思うおじさんおばさんの境界は35歳、女性の思うおじさんおばさんの境界は40歳のようです。女性の方がやや高い。

そして外見面からの「おじさん・おばさんの線引き」に関しては、まぁ男性の場合は腹が出てくるとか姿勢が悪くなるとか髪が薄くなる等いろいろありますが、私が気になるのは鼻毛です。中年男性はとにかく鼻毛が出ている率が高い。

もちろん正確な統計を取ったわけではありませんが、筆者の印象として鼻毛が出ている人は圧倒的に中年男性。特に長い鼻毛がびよーんと一本だけ出ている確立が高いのは、間違いなく中年。

この現実に対し、筆者はいろいろ不思議を感じます。

理論的には『鼻毛の伸びる速度』は年を取ってもそこまで変わらないと思います。寧ろ遅くなる筈。なのに何故中年は鼻毛出ている率が高いのか?

推測ですが、若いころと比べて自分の顔をじっくり見る機会が減り、目も悪くなり、『鼻から出ている毛』にいちいち気がつかないのかもしれません。

更に若い頃に比べ、時間は明らかに早く感じるので、『まだ鼻毛は大丈夫だろう』と思っている間に、『飛び出るライン』に到達してしまうのかもしれません。

ただ、不思議なのが、若かった頃は鼻毛の手入れなど全くしなかったように思います。年に一度あるかないか。少なくとも筆者はそうだったのですが、皆さんどうでしょう?

★体毛が伸びる速度は一定ではない。

そうなると『鼻毛が伸びる速度は年を取っても変わらない』という仮説が怪しくなってくる。そこで改めて調べたところ、ありました!どうやら鼻毛の生え方は年齢と共に変わるようです!!!!

体毛には『周期』というのがあり、その周期が来ると自然に抜けていきます。そして『新しい毛』が生えてくると。

若いころはその周期が短く、次々と抜けては生え、抜けては生えのサイクルをぐんぐん繰り返します。タケノコが竹になる前に収穫するようなイメージでしょうか。

ただ、中年はその周期が長いのです!

タケノコが竹になるまでの期間を十分に与えてしまうと!鼻毛に対して十分な成長期間が与えられてしまった結果、びっしり生えてしまうということになります。

鼻毛が増えるのは生き物としての必然なんですね。がんばって切るしかありません。

★『ふつうのおっさんたたき』

おっさんと言えば!ということで、今回紹介するアプリは『ふつうのおっさんたたき』です!「もぐらたたき」をもぐらでなくて、おっさんにしただけというごくごくシンプルなゲーム。

最近増えてきた電車内のマナーの悪い中年に遭遇した時などに使えば、気持ちが晴れるかもしれません。

次々とおっさんと叩いていきます。ただ、土の中からニュッと顔を出す『青白い生き物』は、一瞬、地縛霊的なものに見えなくもありません。リズムよくおっさんを仕留めていくのは、実に爽快!

レベルが上がると更にいろんなおっさんが出てくるようです。筆者は遭遇したことがないのですが、金色のおっさんが出てくる可能性も!

レベルが上がると褒めてくれます。実に爽快!

シンプルでありつつ、ついついはまってしまう『ふつうのおっさんたたき』、おすすめです!

 

最後に、このコラムを連載している鈴与シンワートのS-Portクラウドサービスはアプリ関連のサイトが多く使用しています。
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