まさに『30秒間でどこまでスコアを上げられるかを競うゲーム』 第21回 18年08月 / 最終更新:2018.08.02

日本では3秒ルールとか5秒ルールと言われている、『食べ物を床に落としても○秒までなら大丈夫』的なルールがありますよね。地域によってその秒数はまちまちですが、その広がり方は『世界的』。どの国の子供達にもこのルールは知られていると。インターネット誕生以前から続くこの拡がりは、ある意味凄いと思います。

とはいえまぁ、そもそもこのルール、少年時代から何となくうさんくさいなぁと思っていたのですが、それをわざわざ科学的に分析した連中がいるそうで。しかもかなり本格的に。

その結果、二つの興味深いことが判明しました。

①そもそも前提として、床はそこまで汚くない。
②但し汚い床なら一瞬で菌は移る

菌に対して病的なまでに神経質な方も一部おりますが、そもそも床はそこまで汚くないそうです。

実験は大学のキャンパスで行われたのですが、キャンパス中の様々な床のサンプルを採取して顕微鏡で調べ結果、床のかなりの部分はバクテリアを含んでいないことを発見したとのこと。つまり多くの乾いた床は、特段汚くはないようです。

では、もし仮に汚い床であればどうなるか?

実験では大腸菌を床に塗りたくり、その床へあらゆるお菓子(クッキーやグミなど)を落とし、様々な時間で菌の付着状況を確認したところ、5秒以下の時間でも相当数の菌があることが判明したとのことです。

大腸菌が大量付着した床の上で食事することは日常生活でほぼ皆無ですので、ほとんどの場合、床に落とした食べ物は食べても大丈夫なのでしょう。

筆者はこの実験のことを聞く前から、何となく本能的に、別に床は汚くないのでは?と仮説を立ており、少なくともテーブルの上に落としたぐらいなら平気で食べますが、まわりからの目線というか、世間一般の感覚に合わせてというか、様々な理由を総合し、人前では食べないようにしています。ただ、今回の実験結果が広く世界に広まった暁には、プライドと自信をもって、床に落ちた食べ物程度なら食すると思います。

★スポーツの世界で○○秒といえば、その①

自分だけかもしれませんが、スポーツで『秒』といえば、自分の中ではバスケットボールを思い出します。秒単位でのルールが複数ありますから。

例えば自分達ボールになったら24秒以内にシュートしなくてはならない、相手が点を決めてから8秒以内に相手のハーフコートを越さなければ相手ボールとなってしまう、5秒以上ボールを持ち続けてはならない、自分が攻めているゴール下付近(台形)の中に3秒以上いると相手ボールになってしまう等、秒単位のルールが複数あります。

もちろん最後の数秒で勝負が決まることも珍しくないので、試合時間は厳格に計測します。

試合の終了時間を審判の裁量に任せられているサッカーとは対照的。バスケでは残り3秒とかでもタイムを取って作戦指示する場合もありますからね。

そしてこの、バスケにおける24秒、8秒、5秒、3秒ルールは見ている側=観客を楽しませる為に生まれたルールだそうです。

アメリカ4大スポーツ(野球、アメフト、バスケ、アイスホッケー)の中で、実はバスケが一番後発。人気もあまりなかった。

ちなみにバスケットボールはアメリカ発祥のスポーツで、生まれたのは何と大学。ただ、細かい話ですが、厳密に言えば、アメリカの大学で勤務していたカナダ人、『ジェームズ・ネイスミス氏』個人が考えたスポーツ。冬でもできる安全なスポーツとして考案されたそうです。個人が考えて世界に拡がった数少ないスポーツ。

ただ、プロスポーツとしては後発だったせいか、観客動員数を増やす為にはいろいろルールを変えていく必要があったようです。

24秒、8秒、5秒、3秒ルールはその代表。試合のスピード感を高め、時間稼ぎ等、退屈なゲームをやらせない為に誕生したルールです。後発だったバスケは、観客を飽きさせたら終わりだった。そのせいか、バスケは見る側にものすごいスピード感を感じさせます。退屈しない。

★スポーツの世界で○○秒といえば、その②

そしてもうひとつ、自分だけかもしれませんが、スポーツの世界で○○秒といえば、相撲の平均取組時間を思い浮かべます。

相撲の平均取組時間はだいたい6秒。言われてみればそうだろうなぁと思いますが、これはあらゆるメジャースポーツの中で恐らく最短だと思います。

たった数秒で勝敗が決まると!100m走でも9秒ですしね。

対して、メジャースポーツの中で最も試合時間が長いのがクリケット。なんと5日間です!見る側はどうしているんだ?と疑問を感じますが、他のスポーツを圧倒する長さ。イギリス発祥のこのスポーツは日本でなじみはほとんど無いですが、実はサッカーに次いで競技人口の多いスポーツ。ちなみに2時間ほどゲームをするとティータイムが設けられているそうです。このあたりは英国のスポーツという感じですね。

★30秒で勝負するゲーム、文字通り『30秒間でどこまでスコアを上げられるかを競うゲーム』

今回紹介するのは30秒間で競う、超シンプルゲームです!時間の無い方々へお勧め!

ルールはごく簡単。
わらわらっと登場する数字を「数字の低い順」からタップしていくだけです!

出だしは非常に簡単。ただ、数が増えてくると脳みそ使います。

このアプリの面白さは、実際にやってみないと分からないと思います。
30秒って短いようで長いようで短いようで…。とにかく忙しい!

バスケの場合は、この時間より短い時間(24秒)でゴールを決めなきゃならないのですねぇ・・。

時間のない方、時間のある方、両方が楽しめるシンプルゲーム、文字通り『30秒間でどこまでスコアを上げられるかを競うゲーム』、おすすめです!!

 

 

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