大人のアプリ広場

著:吉田幸助氏

筆箱理論と空手の試割り『ガンバレ!空手部』第39回 20年03月更新

自分の中で『筆箱理論』と呼んでいるものがあります。以下、その内容について説明いたします。

★『筆箱理論』の前に昭和(1980年頃)の筆箱事情について

今の平成&令和世代には一切分からないかと思いますが、自分が小学生の頃、なぜか筆箱(ペンケース)が熱かった時期があります。

『多面性筆箱』という、現代に一切その流れが続いていない “特殊な筆箱” の一大ブーム。そしてその後の『謎の機能化』…

まず、1980年代頃の筆箱基礎知識から説明致します。

今でこそペンケースといえば布製が主流ですが、あの当時、小学生のペンケースはビニール製(フレームはプラスチックだが、面の部分がビニール)が主流でした。

そのビニール製のペンケースですが、なぜかあるタイミングから、表と裏の両方から蓋が開くようになり、裏と表でそれぞれ別のものが収納できるようになりました。←これが無垢なガキ共(=小学生の自分)のハートをワシ掴みにしました。これはすげぇ!と。

↑なぜ、収納場所が二か所になったことが、そこまで心を熱くしたのかわかりませんが(そういう時代だったのかもしれません)、表から鉛筆、裏からハサミや分度器が入れられるという事実に、猛烈に興奮したことを覚えています。

更にその筆箱には、スペースシャトルや戦闘機、F1カーの写真やイラストが描かれてたもんだから、子供心は完全ロック。未来を感じるその筆箱に、小学生の無垢なハートは軒並み奪われていきました。

ただ、入れる場所が二か所に増えた筆箱ですが、その後何故か『入れる場所をとにかく増やす』という、謎の “収納箇所増加インフレ” が始まってしまうのですよね。

まずは消しゴムを入れる場所が独立(←3箇所化)、そして側面にもペンが入るよう進化(←4箇所化)、更に真ん中で “本” みたいにパカッと開くようになり、それぞれが “両面” なので、消しゴムを入れる場所と合わせ『合計6箇所』。そんな具合に、『とにかく入れられる場所が多けりゃ偉い!』という、謎の理論が出来上がっていきました。(最終的に10か所ぐらいにまで膨れたそうな)

これと並行するように “要るのか要らないのかわからない謎の高機能化” も進行し始めました。

覚えているのは、ロック(鍵)機能です。筆箱に鍵がかかるのです。これで鉛筆が盗まれないぜ!と当時思ったのですが、鉛筆盗まれることなんてあるのだろうか?

更に鉛筆を入れている部分がスライドされて起き上がるようになるタイプや、鉛筆削り一体型、虫眼鏡、温度計が付いたものなども登場しました。

筆者の中では、電動鉛筆削り付き筆箱が登場した時の衝撃は強く、それを見た時は、筆箱でできる最高到達点に達したような高揚感すら感じました。(ただしその鉛筆削り器は、数回回したらモーターが弱くなって削れなくなった)

とまぁ、今でこそペンケース=筆記具を入れる目的なものとなりましたが、当時はとにかくおかしな状況。筆箱の『性能差』なるものが純然と存在しておりました。差異があると。

差異が生じると、持っているものと持ってないものの差が生じるわけです。

そしていつしか、すげぇ筆箱を持っていることがステータスとなり、こう思われるワケです。

いい筆箱を持っているヤツは家が金持ちであると。

★そして『筆箱理論』とは?

さて、この『いい筆箱を持っている=家が金持ち』という理論は、実は正しくないじゃないですか?

大人の感覚でいけば、高い筆箱といっても、しょせん筆箱ですよね。大人の財力をもってすれば、微々たる金額。親が子供の欲しがるものを買い与えるかどうかだけの話です。

ただ、小学生だった自分はそんなことわからないので、いい筆箱を持っている=家が金持ちだ!と思い込んでしまうのです。

そこで筆者は、『事実を捉えていないのですが、そう思われてしまう何か』のことを指し、『筆箱理論』と呼ぶようにしています。

★『筆箱理論』は現代の会社の中にもある!

つまり、いい筆箱を持っているだけで、さしたる根拠なく『金持ち』と思われてしまうという現象。

そしてこの筆箱理論は、『会社』に於いても、同様のことがあると思います。

例えば朝早く来る人。

一時間前に出社する人って、なぜか “真面目な人” と思われますよね。実際真面目な人もいると思いますが、朝早く出社することが、その人が真面目であることを示す絶対的証拠とはならない。

単にラッシュが嫌いで、時間差通勤しているだけの可能性もある。

そして現実的な話をすると、やっぱり遅くまで残っている人は “真面目な人” と思われることが多いですよね。仕事の効率が悪いだけの人もいるかと思いますが。少なくとも”不真面目な人”とは思われない。

そしてこの『筆箱理論』、何がその世界の “筆箱” なのかを見抜いて行動することも重要だと思うのです。

例えば『外線電話』。みんな “仕事を中断しなきゃいけない” から、取るの嫌がるじゃないですか?ただ逆に、外線電話を積極的に取ってくれる人は、社内で一目置かれると思います ←つまり外線電話は会社における『筆箱』なのです。

仮に仕事があまりできなくて、能力的に高くないとしても、最後の最後で「けどあいつ、外線電話はよく取ってくれる(いいヤツだ)よね」といった感じで、プラスに働いてくれます。

厳密にいえば『外線電話』と、その人がいいヤツかどうかとは、必ずしも関係ない。ただ単に『外線電話』取ることに慣れてるor抵抗がないだけかもしれない。

ただ、”これを抑えればいい印象を受けることができる” という面から考えれば、『外線電話』は十分、『筆箱理論』に該当するものだと思います。

社員の皆様、周囲の信頼を勝ち取りたければ、是非、『外線電話』です!

★何も知らない方から見た、空手界における『筆箱』とは?

以下、完全に筆者個人的な意見です。

筆者は以前少しだけ空手を習っていたことがあるのですが、それ言うと必ず『瓦とか割れる?何枚割れる?』みたいなことを聞かれてくるのですよ。つまり何も知らない方における空手界の『筆箱』は、瓦や木の『割れる枚数』なのだと思います。

もちろん、瓦を割ることはパワーや集中力が必要であるため、空手における重要な要素ではあると思います。ただ、全てではない筈。

つまり “無関係” ではありませんが、瓦を沢山割れる方は、瓦を割る技術が凄い方であって、空手が強い方ことと “直結” しているとは限らないと思うのです。空手の世界チャンピオンが、割ることのできる瓦の枚数が世界一ではないかと思いますし。

ただ、説明として分かりやすいですよね。瓦20枚割れます!といえば、誰に対しても、強い人!と認識してくれます。もちろん空手も強くて割れる枚数も多い人もたくさん居るかと思いますが。

ちなみに筆者、空手を習っていましたが、瓦割りは一度もやったことがありません。ウチの流派はやってなかった。ただ『バット折り(足でバットを折る)』をやっている人はいました。そしてバットをへし折れる人は、実際、強烈に強かったです。

★そんな空手における瓦割りを体験できるアプリ

さて、今回いろいろ書きましたが、瓦をスパーンと割るのはきっと爽快です!そんな瓦割りを体験できる素敵なアプリを紹介します!

『ガンバレ!空手部』です!

やり方は今回もすごく簡単!ゲージが最高点に達した時に、タイミングよく瓦をタップするだけです!

あとはタイミングを見て、タップするだけ!

タイミングが合えば↓のように『全割り』といった快挙を成し遂げることもできます!

そんな爽快な瓦の試割りを疑似体験できるアプリ、「ガンバレ!空手部」おすすめです!!

 

 

最後に、このコラムを連載している鈴与シンワートのS-Portクラウドサービスはアプリ関連のサイトが多く使用しています。
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