OpenStack海外動向コラム

著:野田貴子氏

OpenStackの基礎:超初心者のための要約第13回 17年12月更新

こんにちはー。野田貴子です。
今回はOpenStack関連のコラムで面白いものがあったので意訳版をお届けします。
昨今、OpenStackの注目度が高まっており、OpenStack開発者メーリングリストやコラムをチェックしている人も多いと思います。
英語が苦手な方にとっては、日本語で要約版があると助かるのではないかと考え、日本語意訳したものをお伝えすることにしました。
興味がある方はご覧ください。海外動向を理解する上での参考になれば幸いです。 

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初心者にとってクラウドインフラにおけるOpenStackの役割を理解することは、その能力や運用方法を理解していない限り少し難しいこともあるでしょう。
また、サービスとしてのインフラが初めての方は、OpenStackは仮想化やパブリッククラウドと同じように見えているかもしれません。

OpenStackとは

プログラム可能なインフラで、コンピューティング、ネットワーキング、ストレージの上に共通のAPIセットを配置します。
1つのプラットフォームで仮想マシン、コンテナ、ベアメタルに対応できます。

 

Ben Silverman氏は最近開催されたシドニーサミットで1時間の講演を行い、クラウドとは何か、Amazon Web ServicesやOpenStackの起源は何か、なぜオープンソースが重要なのか、という初歩的なことから、アーキテクチャやマネージドのOpenStackのことまで一直線に話をしました。

この途中で、彼は初期サービスの実演をしてみせました。
Project Navigatorのこの学習には、現在のすべてのOpenStackプロジェクトの構成要素であり、仮想マシンやストレージを提供するNovaとSwiftが含まれています。
また、OpenStackをエンタープライズ向けの安定した機能を備えたクラウドオペレーティングシステムに拡張した最新サービスもいくつか紹介されています。彼は全体をよく見通していて、企業のOpenStack採用を促すものが何かについても論じています(答えを言うと、それはコスト、運用効率、革新の加速です)。

彼はこれらのすべてがなぜ重要であるのかについても2万フィートもの高さから俯瞰しています。

「クラウドコンピューティングの価値は、これがもたらす成果にあります」と彼は言っています。
「これはエリプティカル・トレーナーのようなもので、この運動器具の価値は、心臓を健康にしたり体重を減らしたりすることにあります。」

質疑応答では小規模なクラウドプロバイダーから小規模なチームと連携する方法についてアドバイスがありました。
「OpenStackを実行するためにはPython開発者が大勢いるチームが必要だという話は迷信です。アーキテクチャとその管理ツールを学びたい人がほんの少しだけ必要なだけです。10,000ものインスタンスを管理するのがたった2人になる可能性すらあります。」

Silverman氏はOnXのクラウドアーキテクト長です。国際的なクラウド活動家でもあり、『OpenStack for Architects』の共著者でもあります。2013年にAmerican Expressの最初のOpenStack環境を設計して提供したのが彼のOpenStackキャリアの始まりでした。その後Mirantisのシニアアーキテクトとして働き、2014年からはOpenStack Documentationチームの寄与メンバーとなりました。彼は最近、OpenStackで仕事を得る方法についてSuperuserのために書いてくれました。

こちらで1分11秒すべてのビデオを見ることができます。
https://youtu.be/8kADjGCuSVI

※本コラムは以下の文章を意訳したものです。
引用元 
http://superuser.openstack.org/articles/openstack-basics-beginner/

※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。