OpenStack海外動向コラム

著:野田貴子氏

レポート:オープンインフラサミット上海での必見セッション:5G&エッジコンピューティング編第34回 19年10月更新

こんにちはー。野田貴子です。今月も海外のOpenStackコラムを意訳してご紹介します。ご参考いただければ幸いです。

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みなさんは今、エッジコンピューティングの戦略を立てているところでしょうか。戦略を支援してくれるリファレンスアーキテクチャやベンダーをお探しでしょうか。

11月4日〜6日に行われるオープンインフラサミット上海にてオープンインフラを構築する人々に会い、質問をして、エッジコンピューティングの戦略を手にしてきましょう。このサミットでは、人工知能と機械学習、高性能コンピューティング、5G、エッジコンピューティング、ネットワーク機能の仮想化(NFV)、コンテナインフラ、パブリック・プライベート・マルチクラウド戦略など、ユースケースごとに編成された、30以上のオープンソースプロジェクトの100以上のセッションが予定されています。

この記事では、みなさんが予定に組んでおきたいであろうエッジコンピューティングに関するセッションの一部をご紹介します。このトラックのすべてのセッションは以下をご覧ください。

モバイルエッジコンピューティング(MEC)技術に基づく保証された低レイテンシかつ高セキュリティなサービスに向けて
https://www.openstack.org/summit/shanghai-2019/summit-schedule/#track=317

5Gのパイオニアとして、SK Telecom(SKT)は昨年から独自のMECプラットフォームを開発してきました。これは3GPP/ETSI標準に準拠するだけでなく、さまざまなビジネス要件に対応するように設計、開発されました。SKTは現在の4G/5G技術と相互作用するために、独自のエッジルーティング技術を実装し、昨年このMECプラットフォームを商品化しました。このプラットフォームは5Gネットワ​​ークにリンクされており、現在、非常に低いレイテンシを必要とするスマートファクトリの試験的なサービスを提供しています。この講演では、SKTのMECアーキテクチャの概要、商用化から学んだ教訓、そして将来の計画について説明されます。

非接触型決済システム向けのセキュアエッジインフラストラクチャ
https://www.openstack.org/summit/shanghai-2019/summit-schedule/events/23945/secured-edge-infrastructure-for-contactless-payment-system

China UnionPayが、StarlingXアーキテクチャと、基盤となるOpenStackやKubernetesプラットフォームにセキュリティ強化機能を適用する方法について説明します。彼らは、顔認識、車のナンバープレートの検出、支払いなどのエッジペイメントサービスアプリケーションの、仮想マシンとコンテナリソースの両方をサポートするアーキテクチャについて説明します。リソース管理やセキュリティ分離といった機能を含む、スマートペイメントの要件とユースケースのリファレンス実装の詳細をご覧ください。

Airshipによるネットワーク機能仮想化のオーケストレーション
https://www.openstack.org/summit/shanghai-2019/summit-schedule/events/23902/nfvnetwork-function-virtualization-orchestration-by-airship

このセッションではAirshipでOVS-DPDKを有効にする方法について説明され、AirshipでのOVS-DPDKのエンドツーエンドのデプロイの流れをデモで見られます。さらに、OVS用のDPDK対応Dockerイメージの作成、OpenStack-HelmやKubernetesでのDPDKのhugepage割り当て処理、CPUピニングなどの実装が詳しく紹介されます。

みなさんの組織のエッジコンピューティングのニーズを解決する戦略を立てるために、これらを始めとするセッションは役立ちます。11月4日〜6日に上海(https://www.openstack.org/summit/shanghai-2019で開催されるこのグローバルコミュニティにぜひ参加しましょう。

※本コラムは以下の文章を意訳したものです。

引用元
https://superuser.openstack.org/articles/must-see-5g-and-edge-computing-sessions-at-the-open-infrastructure-summit-shanghai/

※本コラムは原文執筆者が公式に発表しているものでなく、翻訳者が独自に意訳しているものです。