ビジネスコミュニケーションの中心がチャットになってきたので、業務運営もアジャイルに変えないと! 第18回 19年02月 / 最終更新:2019.02.12

こんにちは。佐々木晶子です。最近ビジネスチャットのことばかり書いています。
それは今が旬だからですね。ビジネスチャットはビジネスコミュニケーションの変革の中心的な存在になっています。電話、FAX、電子メール、グループウェアと変遷し、今はビジネスチャットです。流行る理由は、コミュニケーション効率の高さと手軽さにあります。
最近では、鈴与シンワートの「TAGS」のようにAPI連携が強いビジネスチャットも現れてきたので、ますます、業務コミュニケーションの中心的な存在になりそうです。10年もすれば、一日メールボックスを開かない社員も出てくるかもしれませんね。

ビジネスチャットを使っていない会社はいろいろ遅い

ここで強く言いたいのは、「ビジネスチャット」を使用している会社と、使用していない会社では、プロジェクトの進捗が圧倒的に違います。ビジネスチャットの良いところはセキュアに、短文&プッシュ通知でコミュニケーションが取れるところです。短い文章でプッシュすることで、相手がすぐに気が付き、返事が来るというシンプルなことですが、効果が絶大なんです。
電子メールでもプッシュ機能があるものありますが、デフォルトではないのです。ビジネスチャットのメインの環境がスマホであるのに対して、電子メールはPCがメインだったりします。たったそれだけのことで、電子メールに置き換わって主役がビジネスチャットになろうとしています。使ったことがない人はすぐにでも使ったほうがいいですよ。

ビジネスチャットを導入したら業務もアジャイルで

ビジネスチャットを導入してうまくいく会社とそうでない会社の違いは、細かく言えば、いろいろありますが、大きく分けると権限移譲が違います。

例えば、会社の公式Facebookページや公式Twitterに投稿するコンテンツを稟議で上げる会社と上長承認の会社と、担当判断でOKとする会社があります。ちなみに、びっくりするかもしれませんが、公式Twitterの文章を稟議承認する会社は実在します。びっくりですよね。稟議が回っている間にチャンスも流れていきます。
Twitterの投稿を稟議にかけるなら、営業マンのトークも稟議にかけさせたらいいのにと思うくらいナンセンスです。
「だれが責任とるんだ!」という議論になり、Tweetコンテンツを稟議に、、、ということなのですが、新しい時代で使用されるツールに合わせた運営をしないと、使いこなせずに時代に遅れていきます。ダーウィンの進化論を思い浮かべてください。
さて、ビジネスチャットはビジネスコミュニケーションのテンポが速いので、それに合わせたテンポの業務フローが必要で、そのための権限移譲が必要です。委譲しすぎも禁物です。適切なことが重要です。このさじ加減が難しいけれど、会社の経営が効率的にシステマチックな仕組化をすることができれば、権限移譲がしっかりでき、アジャイルに運営ができるはずです。

いかがでしょうか?何らかのきっかけになれば幸いです。

※ビジネスチャットサービス「TAGS」
https://s-port.shinwart.com/service/cloud/tags/