Googleが大事にしているWebデザインとは何かを考察してみる 第25回 19年08月 / 最終更新:2019.08.09
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こんにちは。佐々木晶子です。今回はデザインの話です。
Webマーケティングの仕事をしているとWebサイトのリニューアルやデザインなどについての会議に参加することも多いです。デザインの良し悪しの判断をする基準については主観的な場合が多いですよね。結局は見た目の印象に左右されることも多いです。私は様々な会社のWebリニューアルに携わってきたので、こだわったデザインとその結果を知っています。その経験に基づいて感じたことを書いてみます。経験による内容ではありますが、おそらく当たっているかと思います。
Googleは何を見ているか
もしかしたら将来的にはデザインの配置なども含め、Googleが良いかどうかを判断するかもしれませんが、今現在では、GoogleAnalyticsの指標を中心に判断している可能性が高いと考えています。具体的には閲覧者の検索キーワードとそのコンテンツにあるキーワードが一致すること、また、そのページの滞在時間が最適かどうかでかなりのことが見えると思います。例えば、検索キーワードと一致しないコンテンツの内容の場合は、滞在時間が大幅に減少すると考えます。シンプルなことですが、当たりですよね。
SEO対策と称して、不自然にコンテンツを追加したりすることも稀に見られます。結局、Googleは検索した人が、そのページを見て満足するかどうかが重要なので、やはり良いコンテンツを作ることを心掛けるのが重要だと思います。
では、デザインをどう見ているかという話ですが、現段階においては直接的にデザインを見ていないと思っています。これだけ多いWebサイトのページデザインを一個ずつ見ているとは考えられません。ただ、対象としているユーザーの離脱率が高かったり、滞在時間が短かったりすると、デザインを含めたコンテンツが対象ユーザーにマッチしていないということになります。
例えば、対象者が企業の担当者であり、ソリューションが企業向けである場合は、華美なデザインでなくても、分かりやすくきちんとまとめておく必要があると思います。最低限、見やすく分かりやすくするためのデザインで、文章もまとまっていればそれでよいと私は考えています。かなりお金をかけたデザインのWebサイトもありますが、更新のたびに莫大な予算がかかる可能性もあります。良いデザインで且つ更新もしやすいものができると、良い結果になると思います。
更新頻度も重要
ちなみに良いコンテンツを作っても更新しない場合は、Googleから見ると、古いコンテンツに見える場合があります。どれくらいが古いという基準化は分かりませんが、3年も更新されていなければ、3年前のコンテンツということになります。競合ページが毎月のように更新されていれば、間違いなく、3年間更新していないページは古い情報ということになります。
ちなみに更新頻度はWebサイトの表示スピードにも影響があることをご存知でしょうか?CMSを利用している場合は、クラウドスペックを上げても、キャッシュを使っても管理画面は速くなりません。その場合、CMSの管理画面すら高速化するようなソリューションが必要になります。
例えばPHP系のCMSであればかなり高速化できるKUSANAGIがまさにそのソリューションになります。超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」に興味がある方は、以下のページをご覧ください。
https://s-port.shinwart.com/service/eva/kusanagi/
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